第九 in Kitara 第3回練習会レビュー
2023年01月31日(火)11:57 AM
みなさま練習お疲れさまでした。
今回は前回までの復習と、男声合唱の部分、そして初回もやった練習番号Mの部分の音と言葉の確認をしました。
ソリスト、合唱が入ってきてからMに至るまでの流れが一貫していることがお分かりいただけたと思います。
ベートーヴェンは主題を徹底的に繰り返し発展させていくことで音楽表現の可能性を追求していった作曲家であり
(「運命」を思い出していただければわかると思います)、その特徴がよく出ていると思います。
第4楽章の前半で低弦楽器が歓喜のメロディを見出してからMでオーケストラと合唱が融合して完成形となるまでの紆余曲折を楽しんでいただきたいですし、みなさんの中でそれぞれの物語を作っていただきたいと思います。
そうするとMの部分がどれだけ歓喜に満ちて解放された音楽になるのかを感じていただけると思います。
次回は次の展開へと入っていきますのでお楽しみに◎
そして現時点では読み方と読む練習はたくさんやっていますが、意味の説明はまだしていません。
後々歌詞の意味もやっていきますので、とりあえずまずは発音ができて音が取れて歌える、というところを目指しましょう。
録画でしっかり復習していただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
泉 智之
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