メサイア練習会レビュー第41回

メサイア練習会レビュー第41回

2022年10月04日(火)6:59 PM

メサイア合唱練習会 第41回

 

 

発声練習
33番、35番、37番、38番、41番、44番、46番、51番、53番、21番、41番(再度)、24番、25番、26番

 

<泉先生からのレビュー>

 

みなさま練習お疲れさまでした!
ついに最後の練習が終わってしまいました。


もう半年くらい欲しい感じですが、泣いても笑ってもあとはオケ合わせと本番のみ。みなさん1回1回を大切に、そして楽しんで歌ってください。


途中でAmenのヴァイオリンを聴いていただきましたが、オーケストラの演奏、響きはとても参考になるので、ぜひ聴いていただきたいと思います。弦楽器のように歌うことを心がけましょう。音を捕まえずに響きで演奏します。音と音の間を空けて響きの余地、遊びを作って演奏します。よーく聴いてみてください。


そしてオケは徹底的にアンサンブルを大事にします。そして合唱ともアンサンブルをしようとします。私が色々なところでよく感じるのは「オケはオケ、合唱は合唱」という具合にオケと合唱を切り離して考えてしまったり、ただの大きな伴奏としか捉えていなかったりする合唱団員さんが多いのではないか、ということです。オケと合唱合わせてひとつの演奏ですから、当然濃密なアンサンブルができた方が良いのです。ただしお互いを聴いてから出るのではズレてしまいますから、お互いを聴きながら感じながら演奏するのです。そしてテンポやリズム、タイミングを揃えるために指揮者を見るのです。ですので、しっかりと藤岡先生を視界に入れて、オーケストラの編成の一部だと思って歌ってください◎


その中で、since by manの時に話した「響きに溶け込んでいく」こと、これは本当に大切なことだと思いました。響きに溶け込む、身を委ねる、これもアンサンブルの技術として合唱をやる上でぜひ身につけたいものです。メロディラインとしてしっかり出さなければいけない時もありますが、和音の響きで音楽が作られている部分は、この感覚になっていただけるとより良い音楽が生まれるのではないでしょうか。


長くなりましたが、最後の最後まで上手くなっていくことができます!楽しんで、しっかりと身体を使って、良い呼吸をして、まずはオケとのアンサンブルを楽しみましょう!
今回まで練習にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!

 

泉 智之



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