第118回 ヨーロッパ音楽都市巡り ハイデルベルク その3 ハイデルベルク市内
大学、城以外のハイデルベルクの名所旧跡を一挙にご案内しましょう。
まず町の中央を流れるネッカー川。マンハイムでライン川に合流しますが、遊覧船でクルーズを楽しむこともできます。ネッカー川にかかる1番古い橋は、1788年に掛けられたバロック建築の選帝侯の名前のカール・テオドール橋です。橋の南側にある塔は15世紀のものです。

カール・テオドール橋門
市内で1番古い建物は、街の真ん中にあり16世紀の末に出来たホテル・ツム・リッターです。

ホテル・ツム・リッター
17世紀の三十年戦争、プファルツ継承戦争という2つの大きな戦争の敗戦で、唯一焼けずに残った建物です。門の上の騎士から騎士の家と言われています。ホテルもレストランも今も営業を続けていますし、ぜひ雰囲気を味わって下さい。

ホテル・ツム・リッター夜景
街にはたくさんの教会がありますが、重要のは2つです。まず13~14世紀に建てられた1番古くて大きな聖霊教会です。上記の戦争で大きく破壊されましたが、カトリックとプロテスタントで壁を隔てて一緒に使っていた時代もありました。
もう1つは1750年に建てられた赤いレンガ造りのイエズス会教会です。立派なパイプオルガンを持っています。

イエズス会教会

イエズス会教会パイプオルガン
それからゲーテたちが散策して瞑想にふけったという哲学の道も有名です。ネッカー川の北側の山の斜面にあり、哲学の道からネッカー川、旧市街、ハイデルベルク城を一望できる眺めは最高です。

哲学の道の入口

哲学の道からの絶景
来週はハイデルベルク最終回、オペラの話です。
執筆:上月 光