第一生命モツレク2月21日練習会レビュー

第一生命モツレク2月21日練習会レビュー

2022年02月22日(火)11:20 AM

皆さん、お疲れさまです。
昨夜の練習は、最後の定期練習でした。いよいよ今週の金曜日にオケ合わせ、そして日曜日に本番となります。オミクロン騒動はまだまだ続いていますが、体調維持や感染防止に十分に注意をして、本番に臨みましょう。昨日、オケ合わせ、本番の諸注意やスケジュールをお送りしていますので、必ず読んでおいて下さいね。さて、昨日の練習の中からここはぜひ注意しましょう、という個所をピックアップしておきますので、読んで下さい。

発声練習

Requiem
*マエストロは8つ振りではなく、大きく4つで振ります。
*16分音符の転がるパッセージがやや速くなってしまう傾向があるので、注意しましょう。特にバス。
*43小節ソプラノのet lux per petuaは、少し弱く入ってクレッシェンドします。
*ラスト2小節は少し遅くなってマエストロは8つで振りますので、良く見ましょう。

Kyrie
*第1主題、第2主題を強く意識して、他のパートが主題を歌っている時もよく聞きましょう。
*KyrieのKyとeleisonのleにアクセントを付けましょう。
*Christeの出だしの発音は、chrと子音が3つ重なって遅れるがちなので、手前からよく準備をしてiの母音が遅れないように
*ラスト3小節sonの2分音符は長くならないように2拍で切って、3拍目の4分休符はフェルマータで十分に休んで、AdagioはKyrieでブレス、そこからノンブレスでeleisonの最後まで伸ばします。

Dies irae
*前奏無しの出だしのテンポが非常に大切です。最大限の注意を払い、マエストロを凝視して全体のテンポを守りましょう。
*4小節のsolvet saeclumの発音が甘いので、solとsaeにアクセントをつけてキチンと発音しましょう。
*10小節Quantusの冒頭がやや遅れます。特にソプラノは上のFなので、手前から準備をして。
*40小節3拍目からのバスのQuantusはmpであまり大きくならないように。続く上3声はDies iraeとDies illeを松葉(クレッシェンドとデクレッシェンド)を付けましょう。
*50小節3拍目の全パートが揃うquantusからは、最後までfです。
*最後のdiscussurusのrusは短く切ります。sが残らないようにしてください。

Rex trmendae
*昨日1番時間をかけてやったところですが、6小節から17小節まで、付点8分音符と16分音符の組み合わせのところは、8分音符に付点を2つ付けた複付点8分音符にして、16分音符を32分音符(つまり半分の長さ)にします。オーケストラとリズムを合わせるためです。分からない方は、昨夜の練習会の動画を見て勉強してください。昨日の練習会では、6小節や11小節や16小節のように全パートが揃うところはある程度できていますが、それ以外の各パートが独立して歌うところの付点のリズムが甘いです。注意しましょう。
*最後の18小節からのSalvameは、複付点にしないで、楽譜通りの付点8分音符と16分音符で歌います。

Confutatis
*全体を同じテンポで通します。男声のfと激しい音楽と女声のpの天上の音楽との対比が大切です。
*26小節からの全パートで歌う個所は、pのままで静かに終わります。

Lacrimosa
*繰り返し言っているようにこの曲のハイライトです。特に冒頭の8小節がモーツァルトの絶筆のもっとも大切な個所です。最大限の緊張感を持って注意を払いましょう。特に合唱の出だしの3小節目が重要です。8分音符は音符以上に伸ばさず、8分休符はキチンと休んで、楽譜通り歌いましょう。ただし、丁寧に切りましょう。決して乱暴になったり雑になったり、必要以上に押したりしないように。7小節の2拍目まではpのままで、そこからpoco a poco cresc.します。8小節の4拍目のusも長くならないで、ちゃんと音符通り切ります。
*15小節頭のHuのハーモニー、とても大切です。特に内声のみなさんは注意してください。

Domine Jesu
*この曲も前奏無しの冒頭が非常に大切です。最大限の注意をしましょう。
*44小節以降のフーガですが、全パート共通で、Quam olim AbrahaeのAにアクセント、brahaeは引きます。promisistiのsiにアクセントstiは引きます。
*65小節1拍目のソプラノ、下賛成の3拍目の4分休符を少したっぷりと取って、et semini ejusは少しmeno mossoで遅くして、67小節2拍目からa tempoでテンポを戻します。
*ラストの75小節2拍目のソプラノのetから少し弱くpにして、 最後は少しリタルダンドします。

Hostias
*練習のテンポよりもかなり速いので、この曲も冒頭にかなりの注意を払ってマエストロの指揮を見てテンポを合わせてください。
*冒頭から21小節まではpのままで、以降は2小節ごとfとpが入れ替わりますので、ディナミークにメリハリが必要です。特に36小節のpro animabusはsp(スビットピアノ)を意識して。
*30小節1拍目のDOmine のneが長いので、キチンと1拍で切ります。
*ラストはテンポのままリタルダンドしません。
*55小節の後半のフーガは、Domine Jesuのフーガと同じです。76小節から78小節のmeno mosso、a tempoするところに注意しましょう。

Sanctus
*マエストロは大きな4つで振ります。冒頭のテンポに注意です。
*8小節3拍目からのothはキチンと2分音符をたっぷり伸ばします。
*11小節からのAllegroの3拍子のフーガは基本的にはpで、33小節からクレッシェンドして34小節の全パートが揃う付点2分音符からは全パートfです。
*ラストは、インテンポのまま、最後のsisもキチンと切りましょう。

Benedictus 
*54小節からのAllegroの3拍子は基本的にはfで。
*Sanctusのフーガと同じく、ラストはインテンポのまま、最後のsisもキチンと切ります。

Agnus Dei
*冒頭のAgnus Deiはmf。17小節からも同様に。34小節からはこれらよりはやや強く。
*それそれ3回とも8小節かけてクレッシェンドしていきますが、最後のmundiのdiはfで。
*それに続くdona eisは、pで天上の音楽です。美しくレガートに、また特にソプラノは発声のポジションが浅くならないように大人の声を意識しましょう。3回ともです。
*46小節1拍目ソプラノの4分休符はフェルマータをつけて、長めに休みます。

Lux aeterna
*28小節2拍目の8分休符は長めに休んで、30小節は少しリタルダンドします。
*フィナーレ80小節3拍目の4分休符のフェルマータはたっぷりと休みます。そこからのAdagioはマエストロが8つで振ります。十分にプレスをしてノンブレスのままで終わりましょう。


2月25日(金)のオケ合わせは、オンラインの配信はありませんが、VIDEO CAMERAで撮影をして、you tubeに上げますので、本番までに必ず確認をお願いします。

上月 光



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