モツレク練習会レビュー第6回
発声練習
巻き舌特別講座
今回のモツレク合唱団、バスのメンバーで前日本音楽高等学校校長の菊本先生に巻き舌の特別講座をやってもらいました。
かなり実践的な内容で、巻き舌の出来ない方はかなり参考になったのではないでしょうか。何事も日々少しずつの積み重ねですので、ぜひトレーニングに挑戦してみてください。
菊本先生本当にありがとうございました。団員の皆様へは添付でお送り致しますので、練習がお休みだった方、オンラインの方はぜひご参照ください。本番までには全員の方の巻き舌が出来ていることを期待しています。
Rex tremendae 各パートパート練習 全パートでのアンサンブル
注意したいポイント
*冒頭のRex3回、巻き舌が出来る方は、Rを必ず巻いて下さい。2拍目でキチンと1拍伸ばして3拍目の頭で”ex”と言って切りましょう。
*11小節1拍目と2拍目の間、全員が大きくブレスをして、2拍目頭のRexをffのアインザッツを揃えましょう。
*20小節3拍目裏の”fons”の”s”を忘れてしまいがちなので、注意しましょう。
Confutatis ラテン語の発音 各パート音取り 全パートでのアンサンブル
注意したいポイント
*冒頭の男声の発音のアクセントですが、Confutatisの”ta”、maledictisの”di”、flammisの”fla”、acribusの”a”、addictisの”di”です。十分に意識して、テヌート気味のアクセントをつけてください。10小節からも同じです。
*男声のこのフレーズですが、ほとんどが付点8分音符と16分音符の組み合わせのリズムですが、短い16分音符も十分に響かせるように注意しましょう。特にバスの13小節3拍目裏の”ctis”、14小節3拍目裏の”ctis”に要注意です。ただ、その音の響きに注意しすぎて、次の音が遅れないことが大切です。具体的には、13小節4泊目頭の”con”、14小節4泊目頭の”ma”ですが、この前の音を響かせて、ブレスをすると、間違いなく遅れてしまいます。ここではブレスをしない方が良いかも知れません。15小節1拍目裏の”ctis”と2拍目頭の”flam”の関係も同様です。
*女声のソプラノとアルトの2重唱は、天上の音楽です。お互い相手のパートの音をよく聞いて、美しいハーモニーを心がけてください。
次回10月26日(火)の練習会は、Confutatisの復習、そしてLacrimosaの音取りに入っていきます。
上月光
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