モツレク練習会レビュー第5回

モツレク練習会レビュー第5回

2021年10月12日(火)9:48 AM

発声練習

Dies Irae、57小節~最後まで各パート練習、全パートアンサンブル

注意したいポイント
*冒頭、休符の後等、出だしの部分(アインザッツといいます)が遅れてしまうところが目立ちます。常に緊張感を保ち、出だしが遅れないように注意しましょう。また、ジャストで入れても、少し音の下からずり上げたりして、声を出した後、音を探してはいけません。正しい音をジャストで出せるように練習しましょう。特にアクート(高音部分)には注意が必要です。
*Dies IraeのIraeとDies IllaのIllaですが、同じようにスタッカート気味に歌ってはいけません。Iraeは音を繋げてマルカートに歌い、Illaはllなので、軽いスタッカート気味に跳ねて歌います。
*この曲は全体的に子音を鋭く強調して歌うことが重要です。例えば、discussurusなど、特にsの子音を十分に注意しましょう。


Rex tremendae ラテン語読み方 各パート音取り 全パートでのアンサンブル

注意したいポイント
*この曲は4分の4拍子ですが、倍テンポで8分音符を1拍として8つで数えます。
*2分音符などで長く伸ばすところも多いので、キチンと拍を数えて正しく歌いましょう。
*付点8分音符と16分音符のリズムですが、16分音符を32分音符にする歌い方もありますが、今回は16分音符のまま、つまり楽譜通り歌います。
*11小節2拍目のソプラノ下のGから上のGへ1オクターヴ上がるところ、ずり上げたり、ポルタメントをかけたり、遅れたりしないように十分に注意が必要です。
*冒頭のRex、巻き舌が出来る方は、必ず巻いて下さい。巻けない方も巻き舌の練習をしましょう。

冒頭のIntroitus(Requiem)、KyrieからRex tremendaeまで、通して復習しました。

 

来週はRex tremendaeの復習、Confutatisの音取りへ進めます。

 

上月光



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